自社の庭師半纏を作りたいが、どこに頼めばいいのか、どのようなデザインにしたらいいかわからない、という方のために当店で製作させて頂いた庭師半纏のデザイン・製作事例を紹介させて頂きますので、ご検討時の参考にしてみてください。
腰柄に角字を用いた庭師半纏
背紋に大きくロゴを入れ、腰柄を角字にした庭師半纏です。社名や、大切な言葉などを入れたい場合に、その文字を角字にして腰柄として使用することで、風格を生み出すことができます。
高石造園様
生田組様
背中に大きく文字を染め抜く
背中に大きく屋号等を染め抜くことで、シンプルな中にも存在感を示すことができます。
マイガーデン様
植重様
背中に紋やロゴのみを染め抜く
背中に紋やロゴのみを染め抜く場合、シンプルで洗練された雰囲気を醸し出すことができます。
東海園様
村上造園様
また、こちらの庭師半纏では、腰柄は入れずに、帯に柄を入れて使用されています。
指定ロゴを染め抜く場合
ロゴを忠実に入れる場合、細かな文字やデザインがあると、確かな染色技術が必要になります。また、細かなデザインを表現する場合、染料に配合する糊の量を変えて、滲みが起こりにくくする必要があります。この場合、色が裏面まで浸透しにくくなりますので、信頼できる業者に相談されることをおすすめします。
XIV鳥羽別邸様
襟文字のデザイン事例
襟文字には社名や紋、ご希望によっては地域名等を入れることがあります。
ポイントは字体と、文字と襟の幅とのバランスになります。
字体によってイメージが変わりますので、ご指定のフォントがあればその通りに染め抜くことも可能です。また、当店では職人がお客様専用に本物の江戸文字を書いて半纏に入れることも可能です。
伝統の技に新しいアイデアを盛り込みながら、美しい庭を造り、守られる庭師様。その誇りを纏う仕事着として着用される庭師半纏は、庭との一体感を表現し、作業する姿すらも美しく演出します。
今回、当店で製作させて頂いた庭師半纏を元に事例を紹介させて頂きましたが、少しでもこだわりの庭師半纏を製作される際の参考になれば幸いです。
もし、業者探しから迷っておられるなら、当ブログを運営する京都の老舗『加藤健旗店』までお問い合わせください。
きっとご期待以上の庭師半纏をご提案させていただきます。